はじめに
どうも、こんにちは!
二児のパパをしております”リン“と申します^^
2017年に入り、4歳になった息子がカブト虫に興味を持つようになりました!
夏場は子供と毎日のようにカブト虫採集に行き、たくさんのカブト虫を捕まえることができました^^
私も子供の頃にはよくカブト虫採集に行った記憶があり、今でも好きなので、同じ楽しみを子供と共有できるのは嬉しいですね。
いまでは子供以上に私の方が熱が入っちゃってます!笑
そして、子供の頃はまったく考えたことがなかったんですが、
“飼育だけじゃなく、ブリードさせたいな!“と思うようになりました!
採集や飼育ならなんとかなりますが、ブリードはハードル高そうですね!汗
まったく無知な状態で、調べながらブリードに挑戦しています。
その道のりを綴ってみました。
どうぞご覧ください。
ブリードに初挑戦!!
まぁ”ブリード“は”繁殖させる“というような意味だと解釈していますが、やり方・方法に関しては右も左もまったくわかりません!笑
カブト虫も生き物ですから寿命(成虫になってから3ヶ月くらい)がありますし、夏場を過ぎると死んでしまう可能性が高いです。
“死んだらまた採集すればいいだけ“という考えもあると思いますが、聞こえはよくないですが個人的にはアリだと思います(大切に飼育していた結果なら)。
しかし、ただ採集して飼育するだけでなく、ブリードさせてやることも愛着をもって飼育することにつながるのかもしれないと思いました!
そんな背景があり、2017年夏、ブリードに初挑戦してみました!!
産卵させる方法
産卵させる方法を調べてみると、実にシンプルな答えが見つかりました。
“成熟した成虫のオスとメスを同じ飼育ケースで飼育するだけ“ということです!
成熟した成虫というのは、サナギから成虫になって外界にでてきてから約1ヶ月以上経過している成虫のことをいうみたいです。
成虫になりたてのカブト虫は、エサを食べなかったり、子孫を残すための体が完成していないそうなんですよね。
まぁ、同居させていれば自然に成長して、卵を持つ可能性があるようです。
そして、天然のカブト虫のメスを採集できた場合なんかは、すでに卵をもっている可能性が高いそうです!
そして、第二段階として、1ヶ月とか一定期間を同居させたあと、産卵セットを組んだ飼育ケースにメスを移動させればオッケー!
これはメスが産卵する前にオスからいじめられて死んじゃうことの防止や産卵させる確率をあげるためです。
産卵セットの組み方ですが、私の場合は、
1、ケースの底に専用ジェルビーズを敷き詰める
※乾燥防止のため
2、専用マット(栄養のある土)を10cmくらい敷き、押し固める
3、産卵木や朽ち木をを置く
※木は余計な虫などがいる可能性があるので、数時間から1日ほど水に浸し、その後陰干ししたものだと◎(市販のものでも!)
4、専用マットをケースの8分目くらいまで優しく敷き詰める
5、ゼリーなど、エサが無くなるたびに補充する
※産卵のための栄養をつけるため
こんな感じでメス5匹をいれて飼育して、産卵してくれることを祈りました。
飼育を続けると、“マットに潜ったままなかなか出てこない”とか産卵の兆候が見え始めました。
少しずつメスが死んでいっちゃう中で、最後の一匹くらいになった時でした!
ケースの底をチェックしていると幼虫の姿がありました!!!
機は熟したと思い、個別飼育するためにも割り出し作業を行いました。
“割り出し“は、成虫が潜っている際に卵や幼虫を傷つけてしまうことや幼虫同士がケンカして死んでしまうことを防ぐための作業で、カブト虫を飼育している方であればごく当たり前の作業のようです。
割り出しのタイミングも人それぞれで、初心者の方であれば幼虫を確認してからが確実ということですね。
割り出しのやり方としては、
1、新聞やタライ等にケース内のマットを優しくだす
2、マット内に卵や幼虫がいないか優しく探す
3、産卵木をドライバーなどで慎重に割る
4、幼虫は個別容器に移す
5、卵はマットに指でくぼみを作り、そこへ1つずつ卵を入れ、その上から優しくマットをかぶせる
こんな感じでやっていると、幼虫発見!!
まだ5mmくらいのかわいいやつです^^
探し続けると、確信をもって卵を発見!!
直径は2~3mmくらいなんですがけっこうわかるものですね。
そして想像していたよりもカブト虫の卵って大きいんだなと思いました。
結局、幼虫4匹、卵20個発見しました。
幼虫はビンに2匹ずつ入れました。
卵はこんな感じにして、上から軽くマットをかぶせるっと!
・・・経過観察中です^^
孵化する時期
記録とか取ってなかったので定かではありませんが、たしかカブト虫採集を始めたのが7月下旬。
産卵セットを組んで、メスを入れたのが8月中旬頃だったと思います。
そして、幼虫を確認したのが9月4日。
このことから、産卵された卵は遅くとも2週間ほどで孵化すると考えられます!
環境によっても差があるらしいので、目安程度に考えていただければと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
カブト虫採集に行ってカブト虫を見つけたときも嬉しいですが、卵や幼虫を発見した時はまた違った嬉しさや感動がありました!
これからどんどん気温が下がり、冬へと向かっていきます。
これからが大変な時期ですね。
立派な成虫にするために、がんばって飼育していきたいと思います^^
最後までお読みいただきありがとうございました。